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ys10's diary

読み読み書き書き。

勉強計画のススメ

エビングハウス忘却曲線をご存知だろうか。

人間は基本的に忘れる生き物で、一度覚えたことをそのまま長期間覚えておけない。

どんなにインプットに得手不得手があったとしても、こと「忘れること」に関しては個人差はないらしいのだ。エビングハウス忘却曲線とは、一度脳にインプットした情報量がどうのような推移で減少していくかを分かりやすくグラフ化したもの。一般的に、これだけ忘れてしまうのだそうだ。↓

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一度覚えたことを復習せずに放っておくと、たった一日で8割近く忘れてしまってる。
 
記憶した情報の関心度、興味によって左右されるのでは?とも思ったけれど、恐らくこのグラフは、「一度覚えた情報をまったくの手付かずで(記憶を掘り起こしたりすることなく)放置した場合」の観測結果なのではないだろうか。関心あるテーマやお得情報なんかは、実は無意識下で再度思い起こしていたりして、忘却速度を緩めていたり、はたまた維持できていたり、ということではないかな。
 
僕がこの忘却曲線の話を初めて聞いたのは高校生の受験期の頃で、まったく話半分にしか聞いてなかったこともあって実践することは一度もなかった。そもそも胡散臭さすら感じていた。
けれど今思えば、もしこの法則性に信憑性があるなら、勉強がつらく感じる人にとっては少なからず励みになる指標になるような気がする。
 
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まず勉強するにあたって、「覚えるまでやらなければいけない」という先の見えない目標が結構な精神的負荷になっていると思う。しかも「覚えるまでの時間」は人それぞれ個人差があり、人によっては短時間で、物覚えの悪い人は何度やっても。。。みたいな風潮があるから余計だろう。実際そんなことはなく、人は皆等しく忘れる生き物だから「自分は物覚えが悪い」という諦観はどこかに置いておくべきだ。
ではどうすれば忘れないか?というと、このエビングハウス忘却曲線を頼ればいいのではないだろうか。
 
上に書いた通り、一日で8割は頭から消えてしまっているので、まずは覚えた日の翌日に復習するといくらか忘れずに済む。これをするだけで全然違うと思うけど、より確実なのは、その後一週間~10日、次は4週間~6週間の間に復習するといいのだそう。それだけで良いんだろうか?とも思うけど、徐々に復習する間隔を開けていくのが定着させるのには適しているらしい。
 
つまり、「この法則性に則ればほぼ確実に覚えられる」という明確な指標というか安心感が見えてくる。権威ある学会での研究結果のようだし、信憑性はあると思うけど、心もとないなら自分なりに忘却曲線を作ってみるのもいいかもしれない。このグラフほど正確にするのは無理だろうけど、大体のさじ加減が分かれば、記憶することや勉強に対する苦手意識は改善できそうな気がする。少なくとも闇雲に覚えようとして、集中的にやった箇所さえも忘れてるなんて事態にはならなさそうだ。
 
ところで僕自身も4月にある資格試験を控えてて試験勉強にいそしむ身なのだけど、それまで半年近くあるし時間は結構あるので今日から実践していくつもり。
とはいえ、自分の記憶量の記録を付けていくのって結構マメさや几帳面さが要るし、その作業自体が大変そうっちゃ大変そうだけど、勉強計画のススメとして参考までに。