ys10's diary

読み読み書き書き。

4/17

 昨日のことを少し振り返ろうと思う。昨日はIT技術者を志す学生、はたまた社会人たちの一種の登竜門である基本情報技術者試験を受けに行ってきた。試験一週間前くらいから驚くほどモチベーションが低下して最後の追い上げができず、半分以上あきらめかけてて当日も試験開始時刻を確認しておらず危うく遅刻しかけた(というか遅刻した)けれど、試験後解答速報を見ながら答え合わせしてみると案外通ってそうだった。あきらめないって大事。

 

 正式な合否は一月後くらいに返ってくるので手放しでは喜べないけれど、まあ期待以上の手ごたえでよかったなあと思っている。その一方で、試験中に感じた劣等感に、都合の良い時だけ持ち出される負の感情が少し心残りで、それが今後の自分の不安要素の一つである気がした。

 

 やはり試験会場には半分以上の時間を残して問題を解き終えて退室する猛者がいて、その人と自分を、無駄なことはわかっているつもりでも心の奥で比べてしまっている。それだけならいいのだけど、かなり動揺して問題文が頭に入ってこなくなったりするのはどうかと思ってしまう。そこで悔しさ感じるなら間際もう少し勉強してろよ、と言い聞かせたくなるが、そういう考えても仕方ないところで動揺したりプレッシャーを感じてしまったりするのは間違いなく損でしかない。

 

 まあいくら強がっても自分の感じ方や考えを捻じ曲げるのは難しくて、頭でこうしたほうが良いと思っていても反射的に起こる感情の部分はとりつくろえないので、むしろその感情を肯定していきたいところだけれど、なんというかそれはどうしようもないだろとつっこみたくなるところで負の感情が起こったりするのはやっぱり許容しがたいというか自分を許せなくなるところである。そういう感情にならないように日ごろから常に努力を惜しむなよと厳しい突っ込みを自分に入れるけれど、その勢いはその時だけでやっぱり無理したくない性分なので習慣を変えることは難しい。

 

 誰かが言っていたと思うけど、大人になるというのはどれだけのものをあきらめられるようになるかということらしい。自分がこうしたいという欲求を、満たすことで自分を納得させるのではなく、あきらめることで自分を納得してきているところはあるかもしれない。けれどそんな人生はやっぱりスタンスとして後ろ向きなので、生きている以上は前向きでありたいし、最近はポジティブを心掛けているつもり。無性にネガティブになったりするけれど、どうにかなると信じてやっている最中。

 

 感情のままに書いたので支離滅裂だけど、これはこれで残しておく。

 

Sky