ys10's diary

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熱中症には気を付けましょう

 朝のニュース番組でアナウンサーのこんな言葉を聞きました。「熱中症には気を付けて、いってらっしゃい!」最後の挨拶に軽く添えられた言葉ですが、真剣に気を付けるべきだと、最近の熱中症の重症化を見てると感じます。

 

 今年すでに熱中症で大勢の人が倒れている。重度のものだと倒れて救急車に運ばれたり、倒れてそのまま帰らぬ人になってることが日常茶飯事に起こっていて、もはや他人事のように感じられない。地球温暖化からくる平均気温の上昇なのか、現代人の暑さ耐性が弱まっているのかは分からないけど、今年は特に症状があらわれる人が多いし、これまで通りに過ごしてるとふと気を失ってそのまま・・・なんてことになりかねないのではないだろうか。症状も以前より多様化してるみたいで、なんだか侮れない。普段から多く汗かく活動したり、運動してる人は要対策です。

 

 ここ最近試験やレポートや就活やらで寝不足の状態が続いてたこともあってか、昨日の朝突然ひどい倦怠感に襲われました。熱はないのに寒気を感じたり、体中に異様なだるさを感じながら、大学向かう途中ずっと無気力状態。予定は朝の授業と研究室の進捗報告会だけしかなかったものの、あまりの辛さにレポートだけ提出boxに突っ込んですぐに帰宅後、即就寝。一日ゆっくり休むと、思いのほか早く回復しました。よくよく昨日の症状を思い出すと、熱中症の症状に近いものを感じて、ちょっとヒヤっとした。あのまま無理してたら結構やばかったかもしれない。

 

 熱中症の症状には、めまいや痙攣、意識が朦朧とする症状なんかが多いと思うけど、風邪の兆候に似た症状とかも最近発見されてるらしい。寒さを感じたり、関節に激痛が走ったり、汗をたくさんかいていない場合にも突然症状が現れたりする。これまでの熱中症のセオリーだと認識が追い付かないかもしれない。この時期の学生の部活動は酷暑の中体力的にも厳いので、地元の高校で頑張ってる学生の姿を見かけても若干不安になる。

 

 体調が崩れて弱ってる時にかかりやすいんだと思う。特に寝不足時。これが大きいと思う。関係ないけど、寝る時間削って~をする!っていう判断は絶対間違ってる。仕事の都合上寝る時間を確保しにくい場合だと、どうにもできないかもしれないけど。たとえば、仮に何時間か寝る時間削って生産的な時間を過ごしたとしても、次の日一日中パフォーマンスが低下した状態で活動するとなると、損が占める割合は大きい。他の事を切り詰めてでも、睡眠時間の確保は最優先事項だと思う。肌荒れ、集中力、記憶力の低下、がんのリスク、うつ症状、etc...寝不足は百害あって一利なしなのだから、大学生で夜遊びウェーイwwwしてる人も考え直そう。

 

 昨日の倦怠感が熱中症なのかどうかは分からないけど、明らかに今までの風邪の症状と一風変わった感じだったことは間違いなく言える。ひとまず対策としては、良好な健康状態を維持し続けること、長時間直射日光を浴びるような現場では水分補給をこまめにとること(あと塩分補給)、気温が高い場所に居続けないこと、少しでも不調に感じたら余裕をもって休むこと。

 

 自分にストイックな人とかは、ちょっと辛いぐらいでは自分を奮い立たせて頑張ってしまうかもしれないけど、ひどくなってからでは手遅れってケースも常に頭に留めるべきだと思う。僕は少しでも辛くなると手を休めてしまうけど、先を見据えた戦略的撤退としてはそういうのも大事なのではないかな。

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photo by Hernan Piñera

 

 楽しい夏を過ごすためにも、熱中症その他水難事故とかには気をつけましょう!