ys10's diary

読み読み書き書き。

もっと生真面目に

 仕事の話である。日々をもう少しタイトに生きるべきだと思う。肩の力を抜けというが、手を抜けというわけではない。正直その違いが判らない。手を抜かなかったら肩に力が入るにきまってるじゃないと感じるが、違うだろうか。僕は何の制約もなければ全くこだわりが弱いタイプの人間なので、普段からそこそこのこだわりを持って生きている人たち特有のアドバイスを受け入れるべきでない。自分の特性に見合ったライフハックをしていかなければならない。

 

 今日は年齢的にも職歴的にも数年上の先輩から、仕事を教わりながらアドバイスをもらえる機会があった。やはりいくら頑張っているつもりでも、社会人としては抜けている部分が多いと感じる。文章の書き方、報告の仕方、仕事に対する心構え一つ一つの水準が高い。僕は今事務所で上司に見守られながら仕事をしているが、客先に出るということはやはりわけが違うと感じる。一人の技術者として、少しの甘えも許されない、できないでは済まされないというところに、胃がキリキリするほどの厳しさを感じる。正直怖い。けれど、それを乗り越えないと、自分の生活は保障されない。

 

 脅迫的に考えすぎているだろうか。こんな風に思い詰めてしまうから、うまくいかないのではと思うところもあるが、僕にとっては思い詰めないことほど、無防備で苦しいことはない。思い詰めることで、自分を守っている節があるかもしれない。思い詰めたところで何も変わらないが、思い詰めることで、ダメな自分を許し、少しでも心に安心感を持たせているのかもしれない。最近はそういった自己反省を無意味だと思えてきているし、落ち込むときも、立ち直りに以前ほどの時間をかけていない。

 

 どうしてもブログに書く文章が自己反省ばかりで暗い雰囲気になってしまいがちで、そんな自分だからこそうだつが上がらないんだろうなとか考えてしまう。けれど、現実的にしばらくこの癖は治りそうにない。彼女でもできたら変わるんだろうか。