ys10's diary

読み読み書き書き。

「3D彼女 リアルガール」観てきた

観てきました。あまり映画を見ない人間なので、目の肥えた人たちからするとそうでもなかったのかもしれないけれど、個人的に良かったのでざっくり感想を。

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テーマとしては美女と野獣じゃないけれど、美女とオタクみたいな、昔ドラマとか小説でヒットした電車男みたいな雰囲気。身分の違い過ぎる美女とオタクの逆シンデレラストーリーはパターンとしてはあまり珍しくもないけれど、個人的にははずれがない気がする。

本作もそうだけど、なんの理由もなく美女がオタクを好いてくれるわけでもなく(ギャルゲじゃあるまいし)、オタクに人間的魅力があるパターンが結構あるあるだと思う。本作の主人公(つっつん)はリア充を忌み嫌う典型的オタクな思考をもつものの、いざとなればリア充にも堂々とアクションを起こせるような行動力を持っている。リアルに存在するとたぶん友達が多いタイプ。恋愛ものはある程度登場人物に魅力を感じたり、感情移入できないと入り込めないと思うのだけど、そういう意味では登場人物のキャラがたっていた。

あと、中条あやみが本当にかわいかった(重要)。CMとかでたまに見かけてもなんとも思わなかったのだけど、この映画では本当に際立ってたと思う。

リアルにこの映画の4割くらいは中条あやみの可愛さが占めてるのではないかというくらい。それだけだったらそんなにパッとしない映画だったかもしれないけど、その他の要素と相乗効果で非常に良いものを見た気持ち。「かわいいは正義」は真理。

それから個人的にこういうコメディよりの映画としてはユーモアのセンスが無視できないくらい必要な要素になってくると思うのだけど、そこが滑ってなくて非常にポイントが高かったです。そのあたりのことで、結構序盤の雰囲気で「もしかして当たりか?」と思ったけどその通りで間違いなかった。

 

そういったユーモア的なところだったり、演出だったり、魅力的な登場人物だったり、終わり方だったり、総合してとても面白かった部類に入るんじゃないかなーと思いました。たぶんあまり期待せずに見に行ったのもいい意味で期待を裏切られてプラス加点になったと思うのだけど、一般的な評価はどうなのかなーとか気になったりする。

 

こういう映画のレビューとかがうまくできるようになりたいので、もう少し頻繁にいろんな映画を見ていかねば。